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再びサバ缶がブーム


最近またサバが人気だという。コロナ禍で自宅で料理をする人が増えた事。健康を意識する人が増えた事。そして不景気が要因と思われる。

 

目次

 

サバ缶ブームは3回起きている

サライJPによると、自宅の料理で重視する点は、1位「栄養バランスや健康」、2位「低価格」、3位「味の美味しさ」になっている。

 

それまであまり注目されなかったサバ缶が、テレビの情報番組で栄養価の高さや健康・美容への効果が相次ぎ紹介された事が大きいという。

 

サバブームのきっかけとなったのは、2013年頃から始まったサバ缶ブームと言われており、これまで現在にかけて3回起きている。


第1次のピークは2014年で、この時に初めて生産量がツナ缶と逆転した。2015年に再逆転されたが翌2016年には再び逆転している。

 

次の第2次ブームは2016年頃に再加熱し、2018年には「サバ缶」はレシピ投稿サイト・クックパッドの「食トレンド大賞2018」に選定され、ぐるなび総研も「2018年 今年の一皿」に「鯖」を選出したほどだった。

 

しかし加熱するブームで需要が増えた結果、原材料のサバの価格が高騰し。その結果、サバ缶も価格が上昇して「安価」を求めていた層が離れていき、より安いイワシ缶が伸びるなどして2019年には第2次ブームはやや落ち着いて行った。

 

しかし2020年になってからの新型コロナウイルスによる巣ごもり需要が高まると、再び脚光を浴びるようになり、今では生産が追いつかないほどの第3次ブームが到来した。


なぜ缶詰なのか?

 

一番の理由は「ふたを開けてそのまま食べられる」その手軽さにある。各社が出す多彩な味のラインナップで様々なアレンジも容易になった事。長期保存が容易である事、また、美容・健康によいとされる不飽和脂肪酸オメガ3のEPADHAをたっぷり含んでいる点も人気の要因となっている。またサバ缶だけでなく、アレンジが容易な塩サバも人気が上がっているという。

 

サバはかつては「下魚」と呼ばれ、ほとんど見向きもされない時代もあったが、何かのきっかけで脚光を浴びるようになった。世の中には今は見向きもされないものも、きっかけさえあれば脚光を浴びるチャンスに溢れていると言っていいのかも知れない。

 

おすすめのサバ缶

 

ノルレェイク国産さば使用 さば缶 水煮

とにかく安さを求めるならこれ。通販だと1缶当たり112円の店もあり比較的安価。ただし送料も加味すると、これ以下の価格を求めるのならリアル店舗の格安店を探した方がいい。

 

マルハニチロ 月花さば水煮

大ぶりの切り身がみっしり詰まっており、調味料は天日塩のみを使用したというメーカーの自信作。シンプルなのでサラダや料理の具に加えるのもよし。

 

木の屋石巻水産 金華さば味噌煮

宮城県産の金華さばを味噌煮にして缶詰にした商品。1缶400円台と高額だが、塩分控えめでサバの臭みはほとんど感じない高クオリティさが人気。


サバは旬が長い魚として知られているが、一番は晩秋と呼ばれ、まさに今でしょ!
巣ごもり需要と景気の悪さは長引きそうなので、サバブームはまだまだ続くと思われる。